ジェルネイル 中級

プロとして修得必須のレベル

ジェルネイル技能検定の中でもサロンで実際に多く使う技術力を問われる検定はこの中級試験。
多くのネイリストが実際にサロンで施術している内容が盛りだくさんです。
ネイリストとしてサロンで活躍したいなら必須と言える資格です。
受験資格は初級の合格者のみ。

 

試験内容は、【第一課題30分】【インターバル5分】【第二課題90分】の計125分になります。
初級と違う所は試験前に右手5本にはネイルケアとジェルカラーリングを済ませて、左手5本には1週間前からネイルケアをしていない状態(カラーリングなし)を準備しておくことです。
【第一課題30分】では右手には施術なし、左手5本にネイルケアとポリッシュカラーリングの施術を行います。
ポリッシュカラーは試験では真赤と決められています。

 

中級の試験でも第一課題はネイリスト検定3級以上を取得していると免除されます。
免除された受験者は右手5本ジェルカラーリング(真赤)、左手5本ネイルケアが終了している状態でポリッシュカラーリング済み(真赤)からのスタートです。

 

【インターバル5分】ではしっかりと片付けを行い、次の施術の準備をしましょう。

 

【第二課題】では、右手ジェルオフ5本、ジェルグラデーション4本、ジェルイクステンション(クリアスカルプチュア)1本の施術を行います。
一旦ジェルネイルの施術をしたものを綺麗にオフする作業とさらにジェルグラデーションの施術、スカルプチュアの技術も問われます。
左手は、ポリッシュオフ5本、ジェルフレンチカラーリング5本を施術します。
ジェルやポリッシュのオフと基本的なジェルネイルのグラデーション、フレンチの技術を審査されます。

 

筆記試験では、初級で出された問題にプラスしてジェルネイルのその他の実践施術全般とプロフェッショナリズム等の質問があります。
初級よりもより詳しいジェルネイルの知識が求められます。

 

2013年の合格率ですが、中級は初級より少し低い合格率になるものの60%です。
半分以上の受験者が合格しているので簡単そうに見えるかもしれませんが、実際の難易度は低くありません。
しっかりと練習を重ねて挑まないと合格は難しいです。
初級の検定を合格している受験者たちの合格率なので、この数字は場慣れしているからこそ。
サロンへの就職を目指すなら中級の取得は必須です。