入門的な知識と技術のレベル
ネイル技術の進化は著しいものがあり、ネイルサロンにおいてジェルネイルは主流のメニューになっています。
そんなジェルネイルの知識と正確な技術を身につけるべくして出来たのが日本ネイリスト協会のJNAジェルネイル技能検定試験です。
主に、ジェルネイルの知識と技術をどれだけ習得出来ているかという目安になります。
受験資格は義務教育を終えていることのみ。
とは言ってもジェルネイルだけではなくネイリストとしての基礎知識を身につけている事が大前提です。
試験内容は実技試験が【第一課題35分】【インターバル5分】【第二課題60分】の計110分に筆記試験が30分あります。
【第一課題35分】では、両手10本のネイルケアを審査されます。
JNECネイリスト技能検定3級以上を取得しているとここは免除されます。
【インターバル5分】では、第二課題までの準備をします。
準備の段階も審査対象になりますので注意が必要ですね。
【第二課題60分】では、左手5本に赤のポリッシュカラーリング、右手5本にジェルカラーリング、右手中指にジェルアートを施します。
この時、ピーコックというジェルでアートを施す方法を使わなければなりません。
次に筆記試験です。
筆記試験ではネイルに関する基礎知識が要求されます。
衛生と消毒、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順などです。
それとともに、ジェルネイルに関する基礎知識も要求されます。
3級はジェルネイルの基礎になります。
合格率は2013年度で70%前後とそんなに高くない壁です。
資格取得の第一歩として受けてみてもいいですね。