持っている資格による
一般的にネイルの資格と言うと、ネイリスト検定3〜1級とジェルネイル検定初〜上級のこと。この中のネイルサロンへの就職に有利になる資格は、ネイリスト検定2級以上とジェルネイル検定中級以上になります。3級と初級は趣味レベルの技術があれば合格できるもので、サロンワークでは通用しません。就職のために取るならば、最低でも2級と中級は必要です。
2級と1級では、1級を持っているほうが就職に有利なのかと言うと、必ずしもそうではありません。2級以上の所持を前提としているならば、重視されるのは実務経験。もし実務経験がない1級取得者と実務経験ありの2級取得者が同時に応募してきた場合は、ほとんどのサロンが後者を採用します。1級取得に加えて実務経験があるのが、最も就職に強いと言えます。
また、3級と初級ではネイルの仕事はできないのかと言えばそうではありません。ホームサロン開業などは問題なく行えます。しかし、3級、初級レベルの技術力ではできる施術は限られますし、よりメニューの充実したサロンにしたいのであればやはりより上の資格を取れるレベルの技術力は身に付けるべきでしょう。
(※関連ページ→無資格で開業してもいいの?)
より確実な就職を目指すのであれば、就職サポートが充実しているネイルスクールでの勉強が一番です。大手、有名ネイルスクールには多くのネイルサロンから求人情報が寄せられ、積極的に卒業生を斡旋してもらえます。