ネイル 資格

どっちがいい?スクールと通信

このページを3分読み進めれば、あなたにはどっちが合うのかわかります。

 

 

ネイルの資格を取得する方法として多くの人が選んでいるのが

  • スクールに通う
  • 通信で勉強する

この2つ。
しかし、どっちが自分に合うのかわからずに悩んで時間を無駄にしてしまう人も多いです。

 

スクールと通信どちらにもメリットとデメリットがあり、あなたの状況によってどっちがいいかは変わります。
そのことを踏まえて比較して、無駄な時間を過ごしてしまわないためにも、どっちが自分に合っているか考えていきましょう。

 

具体的な費用や期間を知りたいなら、ネイルスクールラボが便利です。
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スクールのメリットとデメリット

まずメリットとしては…

 

 

正しい技術が確実に身に付く。

 

スクールでは少人数制、もしくはマンツーマンで講師から指導が受けられます。
そのため、施術での技術に悪いクセがあればその場で指摘してもらえますし、正しい技術が身に付けられます。
チップ&ラップやスカルプチュアなど難しい技術は特に、DVDよりも直接指導してもらう方が理解しやすい。

 

 

わからないことを質問したらすぐ答えがもらえる。

 

どんなことでも学んでいる最中、どうしてもわからない疑問が出てきてしまうもの。
スクールなら目の前に講師がいるので、すぐに質問してその場で解決できます。
わからないことをそのままにしないことで不安にならず勉強が進められます。

 

 

同じ目標を持った友達ができる。

 

一緒に授業を受けているのは、ネイルの資格取得を目指す人たち。
同じ目標を持っている同士なら話も弾みますし、友達も増えます。

 

 

デメリットは…

 

費用が高い。

 

スクールは講師の人件費がかかるため、どうしても通信に比べて費用が高くなります。
コースによっては受講費が100万円を超えることも。
さらに、交通費や消耗品(主にポリッシュやジェル)の費用も自腹の場合があります。

通信のメリットとデメリット

メリットは…

 

 

費用が安い。

 

ネイリスト検定1級とジェルネイル上級の両方取得を目指すコースでも、スクールと比べて半分以下の40万円ほど。
資格を取らずに趣味でネイルを学ぶなら、6万円程度のコースもあります。

 

 

自分のペースで学習できる。

 

当たり前のことですが、自宅での勉強なので周りを気にせず済みます。
人間関係で面倒な思いをする心配もありません。
通学の必要もなく、時間を有効に使えます。
しかし、ついサボりがちな性格ならデメリットになるかも…?

 

 

近くにスクールがない地域でもネイルを学べる。

 

最近の通信の講座内容は、トップネイリストが手がけておりとてもハイレベル。
家の近くにスクールがなくても通信で安心して学べ、資格も取れます。

 

 

デメリットは…

 

疑問点の解決に時間がかかる。

 

通信でわからないことを質問する場合、メールもしくは電話になります。
当然、手間と時間がかかってしまいます。
技術的な質問では、その場でお手本を見せてもらえるわけではなく言葉や文章での回答になるので、わかりにくい。

あなたに合うのはスクール?通信?

以上のメリットとデメリットを比較した上で、まとめてみましょう。

 

 

スクールを選ぶべき人

 

予算と時間をかけられる人

 

ネイルの資格を取るために学ぶ技術は、通信のDVDよりも直接教わる方が理解しやすい。
その分、予算と時間がかかってしまうものですが、正しい技術を確実に身に付けるならやはりスクールがベターです。
JNA認定講師が在籍するスクールを選べばさらに安心でしょう。

 

 

資格取得後は即戦力として働きたい人

 

スクールは対面で指導を受けられるので、自己流で悪いクセが付く心配なく正しい技術が身に付きます。
また、生徒同士で施術し合うなど本物の人間の爪での練習が可能。
ネイルサロンで即戦力として働きたいなら、練習用ハンドではなく人によって形が違う本物の人間の爪への施術経験はマスト。

 

 

1人だとついサボってしまいがちな人

 

スクールは自宅と違ってネイルに無関係な物が教室にありません。
さらに講師や他の生徒が周りにいるので、自ずと集中しやすい環境です。
1人だとついスマホをいじってしまったり、集中力が続かない人でもしっかり勉強できます。

 

 

1級と上級まで確実に取りたい人

 

ネイリスト検定は2級から一気に難易度が上がるため合格率が低くなります。
特に1級は実技試験の難易度がとても高く、通信での合格は厳しいと言われています。
もちろん不可能ではないですが、現実的ではなく非効率と言うこと。
一般の平均合格率が3割前後の1級でも、生徒の平均合格率が7割を超えるスクールがあります。
そういったスクールなら、不合格を繰り返し時間を無駄にすることもありません。

 

 

通信を選ぶべき人

 

とにかくコスパ重視!安い方が良い人

 

サロン経営者など経験豊富な現役トップネイリストが教材を監修しているので、スクールより安くても内容が悪いことはありません。
プロでも通用するネイリスト検定2級までであれば合格保証付きのコースもあるので、資格取得も問題なくできます。

 

 

時間に余裕がない人

 

通勤や通学、育児などで時間に余裕がなければ通信を選びましょう。
時間の合い間を活用して効率良く勉強できるのは、通信の強み。

 

 

近所にスクールがない人

 

気軽に通える範囲にスクールがなくても、ネイルの資格を諦める必要はありません。
上記のように合格保証付きのコースを選べば通信でも資格は取れます。

 

 

趣味レベルの技術修得で満足な人

 

3級や初級までの検定であれば、直接教わらなくても身に付けられるレベルの技術力で合格できます。
プロのネイリストとしてではなく、家族や友達にあくまで趣味の延長程度で施術してあげられれば良いなら通信で十分。

 

 

どっちが合っているかわかったら…

次はスクール選び、通信講座選びです。
どのスクールもしくは通信にするか選ぶ時に役立つのが、ネイルスクール比較サイト。
資格取得や開業などあなたの目的に対応したスクールから費用を一目で比較できて便利です。
通常、それぞれのスクールの公式サイトを行ったり来たりすることになって見比べるのはとても面倒ですが、ネイルスクール比較サイトを利用すれば1つの画面で一気に比較できるので手間が省けますよ。

 

オススメは、ネイルスクールラボ。
1年で2万人近くが利用している、人気のネイルスクール比較サイトです。
全国100校以上のネイルスクールを掲載していて、気になる所だけを選んでまとめて資料請求も可能。
資料を読めば各スクールの特徴やコースごとのより詳しい内容がわかり、あなたの希望に合う所を見つけられます。

 

⇒ネイルスクールラボを見てみる

 

(比較サイトのネイルスクールラボで資料請求するメリットについて)

スクールor通信の申し込み先を決めたら…

次はコース選びです。

 

スクールと通信どちらも様々なコースがあります。
趣味程度で資格はいらない人向けのコースから即戦力ネイリストを目指すコース、トップネイリストを目指すコースなどなど。

 

あなたの目的は何でしょう?
当サイトをご覧になっているなら、少なくとも資格取得は目指しているはず。

 

それならコース選びで必ずチェックしなければならないのが、検定合格保証があるかないか。
合格保証があれば、しっかりカリキュラムをこなせば100%資格取得できます。

 

大手のスクール、通信であればほとんどが合格保証付きのコースを用意しています。
もし試験に落ちてしまったまま受講期間が終わったとしても、検定に合格するまでサポートしてもらえるので安心ですよ。

気になるスクールや通信を見つけたら

できたら体験スクールに行ってみましょう。

 

通信の受講を決めたとしても、行ける範囲にその通信を開講しているスクールがあるのなら行くべきです。
実際に授業を体験することでネイルの資格をよりリアルに感じることができ、やる気がぐんっ!とアップしますよ。

 

また、そのスクールの講師の実力を確かめに行くと言うのも大事です。
ネイル初心者で講師の実力はよくわからなくても、授業のわかりやすさ、質問への答えの丁寧さなどは実感できるはず。

 

少しでも、自分には合わないな…と感じることがあったならそのスクールは避けるべき。
逆にとても楽しく体験スクールを終えられたのなら、そこがあなたにぴったりなのでしょう。

 

各スクールの体験、説明会などについても資料に詳しく書かれています。
手元に資料が届いたらしっかりと目を通すようにしましょう。

 

 

体験に行かずに問い合わせをしただけでは、そのスクール全体の雰囲気を知ることは絶対にできません。
スクールのホームページや口コミを見ただけで良さそうだと判断し入学してみたら、想像と違った…なんてことはよくある話。
入学してからやっぱり止めますとキャンセルは原則できないので、その合わないスクールに通い続けることになってしまいます。
通っているうちに楽しくなってくる可能性もありますが、最初から楽しく通える方が良いでしょう。
どんなに有名で人気のあるスクールだとしても、自分に合うかどうかの判断はその場に行ってみないとわかりません。
体験に行けない、もしくは行くつもりがないなら、よほど通いたいスクールがない限り通信にしておいた方が無難です。

 

また、通信の受講を決めて体験に行けない場合は、少しでもわからない、不安に思うことがあれば解消できるまで問い合わせを続けましょう。
通信のサポートスタッフさんが窓口の営業時間内であれば何度でも相談に乗ってくれます。
問い合わせ方法は通信によって違いますが、電話やメールの他、チャットができるところも。
電話は苦手だけどメールだと返事を待つ時間が無駄…と考える人は、チャットを利用してみて下さい。
チャット画面を開いて相談内容を入力し送信すると、営業時間内であれば担当のサポートスタッフさんが確認して数分以内には返信してもらえます。

 

例えば、ヒューマンアカデミーのサイトだと…

各コース詳細ページで表示される画面下部のチャットボタンをタップするとチャット画面が開きます。

入学の申し込み

どのスクール、通信のコースにするか決めたら、いよいよ入学の申し込みです。
スクール、通信ともに入学は随時受け付けているので、自分のタイミングで申し込みをしましょう。

 

申し込みの方法は様々ですが、スクールに直接行く必要はありません。
願書をFAXで送ったり、ホームページからの受付であったりが現在は主流。
住所や氏名、年齢、連絡先などの他、スクールによっては実家住所や国籍の記入も求められます。
これらを記入するだけなので、申し込み自体は5分程度で終わる簡単なものになります。
願書は入学初日の持ち物とされていることが多いので、FAX送信後は捨てずに保管しておきましょう。

 

申し込みの後は受講料の支払いです。
こちらもカードや銀行振り込みに対応してくれるので、現金を直接支払うことはありません。
支払いの確認用に使われるので、振り込みの控えなども捨てずに保管しましょう。

 

支払い後は連絡をすると、スクールなら入校日、通信なら教材発送の日が決まります。
楽しみに当日を待ちましょう。

勉強開始

スクールの場合

 

スクールの場合は、入校日に授業となるところと、今後の説明で終わりのところがあります。
どちらも共通しているのは、教材一式を渡されるので、大きめのバッグを持って行った方がいいこと。
スクールが入れる袋など用意していることがほとんどですが、念のため自分で用意するべきか事前に聞いておきましょう。

 

初めての授業では、とにかく慣れることを優先しましょう。
体験と違って和気あいあいとしていても、緊張してしまうはず。
まずは授業の空気にしっかりと慣れて、リラックスして望めるように早くなるべきです。
緊張から来る指先の震えなどは細かな作業が必要なネイリストには厳禁ですからね。

 

 

通信の場合

 

通信の場合は、受講費の入金後はまず教材の到着を待ちます。
地域によりますが遅くとも発送後5日以内には到着します。

 

教材が届いたら、まずは開けて中身の確認をしましょう。
何が入っているか書かれた紙があるので、それを見ながら不足している物がないかチェックします。
発送時にもしっかり確認されているのでほとんど心配ありませんが、万が一入っていない物があった場合はすぐに連絡しましょう。

 

中身の確認を終えたら、カリキュラムの進め方を見てみます。
基本的にはテキストを読むことで知識を付け、DVDを見ながら技術の練習の繰り返しです。
カリキュラムを進めていくと、課題の提出があります。
練習用ハンドに施術した物を送るので、練習の成果をプロの目で見てもらえる良い機会でもあります。

 

また、通信によっては希望者向けに、校舎で直接授業を受けられるスクーリングを行っているので、課題や普段の練習でどうしても上手くできないところがあったら、なるべく参加しましょう。
DVDを見たりテキストを読んだりするだけじゃどうしても理解できないことでも、講師から直接教えてもらうことであっという間に解決できるものです。

検定試験前〜本番

検定試験前

スクール、通信ともにカリキュラムを進めていき、検定試験が近づいてくるとまずは受験するかを考えなくてはなりません。
大抵は試験申し込み締め切り前には、合格できる、もしくはそれに近いレベルであるかどうか、講師から言われるなどしてわかります。
上記のレベルであり、資格取得をしたいなら迷わず受験を希望しましょう。
厳しいかも…というレベルであれば、次回の試験にするか、猛勉強と猛練習をして挑戦してみるかを考えましょう。

 

スクールの場合は、受験希望者向けに模擬試験が行われます。
JNA認定校であれば、まさに本番さながらの雰囲気と試験内容になります。
模擬試験で合格基準点を上回ることができるなら、本番でも大きなミスをしない限り合格できると考えて良いです。

 

通信の場合でも、希望者向けに校舎にて模擬試験を行っていたりします。
少々遠くても自分が合格できる可能性がどれくらいあるのか確かめる良い機会なので、なるべく参加しましょう。

 

ちなみに、この模擬試験はコースのカリキュラム外であり、追加料金がかかる場合があります。
料金は受験する資格によって違いますが、大体1万円以下。
模擬試験に参加することで、本番での時間配分の仕方、施術の改善点などがわかるようになりますが、金額に見合うかどうかは考えるようにしましょう。

 

 

本番

誰でも必ず受験する3級の試験会場は2種類あります。
登録試験会場とオフィシャル試験会場です。

 

登録試験会場と言うのはネイルスクールの校舎や美容系専門学校で、条件を満たしている所。
オフィシャル試験会場はその名の通り、検定試験主催者が用意する公式な会場です。
オフィシャル試験会場では1000人以上の受験者が集まることもあり、ネイルの資格の人気を改めて実感するでしょう。

 

普段通っているスクールが会場になる場合、特別な理由がない限りはスクールでの受験が断然オススメです。
もちろん、いつもと違った雰囲気に緊張はしてしまうでしょうけど、全く知らない会場での受験よりはマシなはずですから。

 

 

申し込みについて

検定試験を受けるには、申し込みをしなければなりません。
申し込みは簡単で、検定試験のサイトからもできますし、書面の郵送でもできます。
スクールでは団体申し込みが行われていることがほとんどですが、通信の場合は自分でやることになります。
締め切りは試験日の約2ヶ月前までとなっているので、忘れないようにしましょう。

 

申し込み後は受験料の支払いをして、受験票の到着を待ちます。
受験票が届いたら、住所や氏名の間違いがないかを必ず確認して下さい。
間違いがなければ、後は試験当日に向けて勉強と練習を積み重ねるだけです。

合格発表

ネイリスト検定、ジェルネイル検定ともに合否は以下のサイトから確認できます。
受験番号と生年月日を入力するだけで、1分もかかりません。

 

ネイリスト検定合否確認(1級はなし)
ジェルネイル検定合否確認

 

不合格だったら、次の検定で再挑戦。
筆記のみ合格していたなら、次回の検定では筆記試験が免除されます。
不合格後、次回の検定を受けずに次々回の検定で再挑戦する場合は免除は適用されません。

 

無事合格できていたら、大体試験から1ヶ月半後頃に合格証書が発行。
合格証書が届けば晴れて資格保持者を名乗れるようになります。

 

就職先を探すも良し、さらなる上級資格の取得を目指すも良し。
技術職であるネイルの世界にゴールはありませんが、あなたが満足できるところまで、知識と技術は磨き続けていきましょう。

 

 

資格はJNA(JNEC)とINAどっちを選ぶべき?

 

ネイルの技能検定を行っている団体はJNAとINAの2つ。
どちらも大きな団体ですが、当サイトではJNA系の資格取得を推奨します。
理由は、活躍している有名なネイリストの多くがJNAの資格を持っていること。

 

また、設立もJNAは1985年、INAは1999年と10年以上の差があります。
より長く業界に関わり、多くの有名ネイリストが在籍しているJNAを選ばない理由がありません。
求人情報でも、資格についてはJNA系を基準としているサロンがほとんど。
INAの資格は何か特別な理由がない限り、取得を目指す必要はないと判断しています。

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